ヴーヴクリコ イエローラベル ブリュット リザーヴ キュヴェ 12° 750ml -スパークリング-
芸術ともいえるブレンドの技 鮮明なボディとさわやかな口当たり
ヴーヴ クリコ イエロー ラベル リザーヴ キュヴェは、ドサージュ時のヴァン・ド・リキュールは12か月樽の熟成が行われ、瓶内熟成30か月とデゴルジュマン後に6か月熟成させてからリリースされます。
ピノ・ノワールを主体としたふくよかなで厚みのあるボディと、高い比率のリザーヴワインがもたらす複雑で重層的な味わい。
シャンパーニュ・メゾンの真価は、ノン・ヴィンテージのブリュット・シャンパーニュの質で評価されます。
ノン・ヴィンテージのシャンパーニュには、芸術ともいえるブレンドの技がよく現れるからです。
ヴーヴ・クリコは、リザーブ・ワインもふくんだ50ものキュヴェがブレンド。
すばらしいブレンドの技で、他の追従を許さないクリコ・スタイルを毎年変わることなくつくりあげています。
■Tasting Note
ピノ・ノワールを主軸に、ピノ・ムニエとシャルドネが加えられ、鮮明なボディを持ちながら、さわやかな口当たりです。
ピノ・ノワールが醸し出す引き締まったボディーを、ピノ・ムニエの軽いタッチが新鮮さを加えています。
さらに、シャルドネが「イエロー・ラベル」にバランスのとれた優雅さと繊細さを与えています。
他の追従を許さないクリコ・スタイルを引き出しています。
| 生産者 | ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン |
|---|---|
| 産地 | シャンパーニュ |
| 分類 | 白スパークリング |
| ボディ | ミディアム |
| 飲み口 | 極辛口 |
| ブドウ品種 | ピノ・ノワール50～55％、シャルドネ28～33％、ピノ・ムニエ16％ |
| 原産国 | フランス |
【ヴーヴ・クリコ・ポンサルダンについて】
1772年に銀行家として成功したフィリップ・クリコが、フランス北部のランスに『クリコ』の会社を設立。
1798年にフィリップ・クリコの息子、フランソワとポンサルダン家の令嬢バルブ・ニコル・ポンサルダン（マダム・クリコ）は21歳の時に結婚します。
1801年にフランソワは跡を継ぎますが、結婚わずか6年で亡くなってしまい、マダム・クリコは未亡人（ヴーヴ）となってしまったのです。
夫のシャンパンにかけた情熱を無駄にはできないと、27歳で未亡人になったマダム･クリコは一念発起し、メゾン経営に乗り出し、1810年には社名を「ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン」に替えました。
彼女は、経営者としての手腕だけでなく、開発者としての才能もあり、いくつもの功績を残しました。
クリスタルのように透明なワインを造るために動瓶台（ルミアージュのテーブル）を発明。※このプロセスは今日まで使われている。
自ら作ったシャンパーニュにブジー産の赤ワインを少しブレンドすることで、ブレンド法によるロゼ シャンパーニュ造りに初めて成功。
同業者の間でシャンパーニュの「ラ・グランダム」（偉大なる女性）として知られるようになるり、彼女は現代のビジネスウーマンの先駆けの一人となります。
2015年には、ヴーヴ・クリコの「クレイエル」がランスの「コリーヌ サン・ニケーズ」地区の一部としてユネスコにより世界遺産として登録。
